セラフィアン X ジョーシャガン・デザイン = !?

2007.07.20 #絨毯・キリム

先日は初代レザの次男、モハマド・セラフィアンファミリーの絨毯をご覧頂きましたが
本日は五男であるアリ・セラフィアン工房の作品です。幾何学文様みたいですが…

ジョーシャガンデザインと呼ばれるものです。シャープですよね。
もともとはイスファハン近郊のジョーシャガン村が起源と言われるデザインです。
単純、素朴なイメージですがセラフィアン工房が作るとこうなります。

全体はこんな感じです。
しかし、セラフィアンやいわゆるイスファハンのハイ・クオリティーなものには優雅な曲線のエスリム文様のメダリオンデザインを期待するのが一般的な傾向ですよね。そんな訳でマニアック過ぎるのか…嫁入り先が決まっていません。
ウールはコルク、結びも細かいのは当たり前でその上正確無比。ほんとに調子が一定なのです。
絨毯って裏を見て品定めするようにと良く言われますが、なでてみるのも重要です。結びの調子が一定のものはこの絨毯のようにスムースなんです。
サイズはザロニムで166cm x113cm。縦糸1200本です!しつこいですがザロニムで…です。

ついでに…ってのも何ですが下の画像はザロニムサイズで縦糸1400本。幅112cmですのでタブリーズ式に言うと90ラージ弱、この絨毯はイスファハン。鉤針ではなく指で縦糸をとっているので、すごいことです。ちなみに1平方センチあたり160ノット弱。上には上があるもんです。

これはあまりに特殊過ぎるため、店の奥で静かに出番を待っています。

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