「生活と芸術-アーツ&クラフツ展」その2

2008.11.10 #絨毯・キリム

ずいぶん間があいてしまいましたが(毎度のこと?)、「生活と芸術-アーツ&クラフツ展」に行って来ました、その2ってことで…

ウィリアム・モリスがアンティークペルシャ絨毯好きなのは前回に書きましたが、かの有名な「いちご泥棒」を見て私は…

「ペルシャ絨毯のデザインでこんな感じのもの、あるよな~」

店内在庫に目をやると…
ありました、ありました。絨毯の上に図録を開いてハイ、撮影

む・む・む~似ている~!

ちなみに「ベース(花瓶)に花」は、ずっと昔からペルシャ絨毯のメジャーなモティーフ。それに小鳥が向かい合って配置されているのもバリエーションのひとつです。

で、この絨毯はイスファハンのダバリー工房が制作したもの。
この絨毯を敷いて「いちご泥棒」のカーテンか壁紙のお部屋なんて、如何でしょう?面白いかも知れませんね。

ところで、多分世界で一番有名な絨毯「アルダビルのメダイヨン絨毯」 (ヴィクトリア&アルバート美術館)はモリスの助言によって購入されたとのこと。


大きな画像は → 「ヴィクトリア&アルバート美術館のHP」で

モリスはペルシャ絨毯大好き大好きだったんですね。
実際、彼はトマス・ウォールド宛1877年4月13日付の手紙に…

「昨日、古代ペルシャ絨毯の傑作を見ました。シャー・アッバス時代のもので、まるで妖精の技のようです。絨毯にこれほど素晴らしいことが施せるとは思ってもいませんでした。」

そして、この手紙を書いた時と同じ頃からハマースミスの自宅のコーチ・ハウスで手結び絨毯の制作を始めたのです。

その後、1883年に「いちご泥棒」が意匠登録されるのです。
相当ペルシャ絨毯のデザインに影響されていると言えますよね。

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