New arrival…の続き




New arrival…の続きみたいな感じで行きま~す!

前出のちょっと古いナイン。
サイズは有りそぉで無さそぉな… 282x184

一般的にはナインのシシラ(6la)クラスは
シャープでゴージャス、デラックス(個人的に)なイメージですが
これはクラシカルでプリミティブなイメージ。う~ん、カタカナだらけ。

まあ、華美な感じではないのがめずらしくて、ワタシ的には好ましいのです。

では次行きます。

大好物な本当のアイアンカーペットたちです。(ビジャーやカシュガイって言うだけでアイアンカーペットって訳じゃないんですよね…)

まずはカシュガイ。

いーですね~~。
今は「カシュガイ」と言えば「ギャッベ」って感じの世の中?ですが
私がこの道に入った頃の25年前は「カシュガイ」と言えばこんな絨毯のことでした。

ギャッベ作りだけで大人になったカシュガイ族の娘たちには…
残念ながら、もうこのようなハイノットの絨毯は作れない?作らない?でしょうね。

縦糸ウールはお約束です。

こんなブログを見るからには
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが…

もし、同じ密度で絨毯を結ぶ場合に縦糸は何が楽でしょう?
そう、縦糸ですよ。毛足の部分のパイルの事ではありません。

正解はシルクです。
滑りがいいので結んだノットをシュッと下へ引っ張れます。

コットンはそこそこ。それでもハイノットになると難しい。

ウールなんてハイノットになりゃぁ、それはもう大変。技量のいる事です。
コレなんてウールの縦糸の詰まりっぷり、「ギュウギュウ詰めのボーボー」って感じでしょ。

「え~仕事してまんなぁ。」

こんなところを見て絨毯を選んでみませんか?

あとは、、、

↑↓ビジャーのザロニムサイズ(166cmx116cm)、40~50年前のものです。

特にこのサブボーダーのゴールド、い~色ですね~。
その辺のビジャーにはね、、、。

ついでに裏も。

「これまた、え~仕事してます。」
表面みたいに見えるかもですが、裏面です、裏ね。

結びの数だけ見ていれば良いのではありません。
結びの「質」です。
どれだけ均一な力で結ばれているかを見てみましょう。
現物があれば、手のひらで撫でて感じてみて下さい。

上手な結びはサラ~ッて感じでスムースですョ。
まあ、この絨毯は画像で見ただけでも伝わって来ると思いますが。

あと今回の仕入れではありませんが、ビジャーってことで。
親分の登場。
デカイ、オモイ、8㎡弱。

これも50年オーバー。
もうこんな仕事は出来ないでしょうね。

では、本日はこのあたりで。。。。。

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