キッチンマットにもいい?

あっと言う間に8月も1週間過ぎてしまいました。

本日は自宅ダイニングの公開です。アイランド形なので両サイドに絨毯を敷いてます。
上は最近仲間入りしたものでクルディスタンのランナー、3m近くあります。
下はバルーチ。食器棚があるのでこのサイズでピッタリです。いいでしょ?

ウチの奥さん料理は上手で作るのも早いんですが、いつもまな板からはかなりのものが絨毯に降り注いでいます。先日はチビ達がオリーブオイルを引っ張り出し絨毯にぶちまけておりました。
しかしただ拭くだけで何もしていませんが、シミにはなってません。
以前はキッチンマットには普通のものを使っていたのですが、すぐにシミだらけになり洗っても落ちない。そのうちみすぼらしくなる。捨てる。また買う。
あまりエコロジジカルではありませんよね。

もったいない感じなのですが…実はもったいなくない。数年後にはイラン人にゴシゴシ洗ってもらって、さらにいい感じに味が出てくるはずです。

ある程度までの値段であれば、遊牧民の絨毯やキリムは最初の出費は多くても長~く長く使えてその上すごく楽しめる。トータルコストを考えると大して変わらないかもしれません…

Comments

  1. 名前 : まるもちゃん 2007年8月8日 10:54 AM

     いつも美しい絨毯の紹介をありがとうございます!また、この間は絨毯のご相談に快く乗っていただいて、ありがとうございました!お蔭様で素敵な絨毯とご縁がありました!
     それにしても、この画の絨毯も、これまた素敵な絨毯ですね~。
    キッチンマットにウールのペルシャじゅうたんを使うなんて、考えたことがなかったです!まさに目からウロコ状態・・・。
     私もちょっとシラーズ産のアンティークのペアのが気になっているのですが、そういう風に使ってみようかな~っと思っています。まあ、もっと余裕が出来てからですが・・・。
     ところで、ウールの絨毯は産地によって、肌触りの経年変化が違うと聞いたのですが、本当ですか?タブリースのは、はじめ柔らかくて、段々腰が出て堅くなり、イスファハンのは、はじめよりも後になったほうが絨毯のウールが柔らかくなると聞きました。

  2. 名前 : rugsts 2007年8月10日 1:21 PM

    >>まるもちゃんさま
     こんにちは~暑いですね!
    自宅の絨毯は案外いい加減に選んでいます。売れ残りに近い?
     ところで質問のことですが、答えはそうも言える…セールストークとも言える…です。ペルシャ絨毯は産地の特色は確かにあります。縦糸は何を使っているとか、デザインや配色の傾向とか。
     でも使われているウールは同じ産地でもピンからキリまで。それがたとえ同じ工房でも時期が違えばウールの性分が違います。
     ですので産地に限らず、使っているうちに柔らかくしなやかになり艶も出て素晴らしくなるものもあれば、だんだんと腰が出て堅くなったり(いいように言えば)、ウールが悪くなりガサガサのなるものもあります。何千枚、何万枚と絨毯を見ていると新品の状態を見ただけで、使い込んだ後のウールの状態や色の変化も想像がつきます。またそれが私の絨毯を選ぶ基準ともなっています。
     シラーズ産の絨毯、頑張ってゲットして下さいね。正確に言うとシラーズは集散地です。産地とは少し意味合いが違いますのでまたお機会があればレクチャーしましょう!

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