普通の?絨毯屋
一昨日、おかげさまでライオンラグの展示会が無事終了致しました。
お忙しい中をお越しくださったライオンラグ好きの皆様、本当にありがとうございました。
何かと行き届かない点もあったと思いますが、どうかお許しを…。
案内状はごく僅か、ライオンラグを買われたことがある人限定+アルファだったのでそんなにバタバタしないだろうと甘くみていました。
ご近所にある大きな絨毯屋さんとは違い、細々と営業しておりますので(絨毯の説明をできるのは私と女性スタッフの2名だけですから…)一日に何組もの接客が4日間も続くこと自体キャパシティー・オーバーなのです。
予想を上回るご来場に重ね重ね感謝しております。
6軒隣のライオンラグ・ブースはそのままの状態ですので、期間中お越しになれなかった方でも当分はご覧いただけます。また宜しくお願い致します。
で、本日より店内は普通の?絨毯屋となりました。通常どおり店内東側は遊牧民の絨毯・キリムコーナーです。
左…画像では絶対伝わりません。約25~30年前のグーチャン産オールシルクの絨毯。絶品です!細かく装飾されたキリム部分がフリンジ側のみならずエッジ部分にも及び、四方を廻っています。また機会があればアップの画像をのせますね。
右…マシャド・バルーチです。現在制作されているものとはレベルが違います。あまりこのブログではバルーチを取り上げていませんが、私はかなりのバルーチ好きです。最近は本当に20~30年前の未使用ものを探すのが困難になってきました。これも画像では伝わりません。最近のイマイチのバルーチも参考のために在庫していますので、実際に実物同士をあわせてご覧いただけたらと思っています。
左…オールド・セネキリムです。渋~い色合いと細かい織りが美しい…..。これも最近はさっぱり見つかりません。巷では色のどぎついセネキリムは掃いて捨てるほどあるんですが…
右…以前このブログで紹介したペガサスのつもりのバルーチです。やはり壁で異彩を放っています。
アバデ産。ご存知の方も多いかも知れませんがアバデはカシュイ族の定住した町です。従って有名かつ普通なデザインはは幾何学文様のいかにも遊牧民チックなものが通常です。でもこの絨毯はペルシャ絨毯になりたかったの?という感じのデザインです。そして少し古い…。このビミョーにハズした絨毯も「ダサカワイイ!」という私の勝手なカテゴリーに入る、おすすめ絨毯です。
結局、どこが普通の絨毯屋なの?と言う展示になってしまいました。どうして売れ筋を展示できないんでしょうかね?また在庫できないんでしょうかね?「またまた、なかなか売れませんよ~」とスタッフの声が聞こえて来そうです。
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