似たようなものばかり
よく来られるお客様や家人に
「似たようなものばかり仕入れて…」って言われます。
だって、好きなんです…。
ジオメトリック・メダリオン・コーナーデザインで
ヘラティって呼ばれる文様がフィールドはもちろん
メダリオンやコーナーまでも連続して繰り返し
そして、ちょっとから、そこそこ古くて
ゆっくりと急がず、
その上、真面目に作っていて
だから、売れようとして媚びるところがなくって
当然丈夫で長持ち、ってことは素材も良くって
染色はもちろん、それからの熟成も進んで
たいていの絨毯と相性も良くって、お互いを引き立て合う事ができて
当然、高くない価格でご紹介できて…
「そういうものに私はなりたい。」
あれれ、宮沢賢治調になってしまった。
じゃなくて…「そんな絨毯が好きなだけなんです!」
すごい前フリ…。
↑アルデビル産 20~30年前かな。
結びは細かくないですが丈夫ですよ。
色合いもやさし~い感じでほっこりします。
(194cmx138cm)
↑アイアンカーペットと呼ばれたりするほど丈夫、ビジャー産。
これも製作後30年前後ってところ。
(220cmx146cm)
今、ビジャー産って売られているもので
実はゼンジャン産ってことがよくあります。
↑タブリーズ産 30年以上前の製作です。
この産地のフィッシュデザインはとてもメジャー。
でも、この絨毯はジオメトリックなアウトラインを持ち
一見、ビジャーっぽくもありますが
フェラハンによく見られる大きな矢印型のサルトランジ
が特徴的でナイスな感じです。
(200cmx148cm)
ちょっと渋過ぎですかね。
じゃあ、色気ある最近のお客様宅納品例をどうぞ。
…………………………………………………………………….@神戸、元町
とても素敵な壁の色でした。
建具は微妙なニュアンスのホワイト。
ソファはモダンですが、ダイニングテーブルやダイニングボードは
フレンチカントリーでシャビーシックなアンティークを
感じよくコーディネートされていました。
ちなみに玄関を入って正面には…
鹿ちゃんがコンニチハしてました。
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