せめて1ヶ月に1度は…
せめて1ヶ月に1度は…と思っての更新です。
だからという訳ではないですが、ひと月分の出来事をダラダラと…。
3月上旬、東京へ
いくつかの用事を兼ねてなのですが、長らくおつきあいさせて頂いている家具屋さんが
日本橋三越本店でイベントをされるので様子を見に行って来ました。
フランク・ロイドライト x 永田良介商店
芦屋にある旧山邑家住宅。
建築と同じ意匠でデザインされた家具は、この永田良介商店による制作でした。
その他、定番デザインの家具も…
さりげなくウチの絨毯をディスプレイに使ってもらったりしましたが
絨毯売り場の近くなので、あえてアピールはしません。
実は私自身、初の日本橋三越本店だったりするので記念にパチリのお上りさん状態。
神戸にあった三越のライオンに久しぶりに会えた感じもして懐かしい。
話題を神戸に戻して…
3月は2階のエントランスに展示をしていましたが、こんな感じでした。
(昨日撤収しました。撤収してからの紹介も何なのですが。。。)
右側は過去に一度話題にしたかもですが
シェルキャット・ファルシュ・イランが制作したイラーム産の絨毯。
イラン革命直前か直後頃のもの。
驚くほど丁寧なつくりと厳選された素材、美しい染色。
左側はおなじみライオンラグにアバデやギャッベを
敷いたり椅子に置いたりのカシュガイ族セット。
定住、遊牧、コンテンポラリーと様々な絨毯を作る部族です。
カシュガイ族と言えば「ライオンラグブース復活!」
ってどうなった?ですよね。。。
何となく並べれそうかな?と思えば1枚売れる。
仕切り直して、またパズルの様に取り合わせを考え並べ直そうとすると1枚売れる。
で、また考え直す。。。いつまでたってもComming Soon.
ところで、今月の納品事例をいくつか。。。
何故かモノクロ。
というのは数枚納品したのですが、まだ追加があったりで全部決定ではないって事に加えて
近々、雑誌の取材でちゃんと撮影されるので、その時に改めての方が良いかなと。。。
ちなみにこのお家はカナダでレッドシダーをポストアンドビームで仮組みしてからの~
船積みして日本へ到着。そして着工というロマンにあふれたプロセスを経て出来上がったもの。
↓これがカナダでの仮組みの様子。
(ティンバーフレーム、ポストアンドビームの設計・施工 落柿舎さんのブログより拝借しました)
お家の外観↓これまたウチの営業車と雰囲気がバッチリ過ぎ?
落柿舎さんのブログ(クリックでリンク)でもこの日の事が記事に…
こちらの納品事例は前出のお家と真逆かも知れない。。。
絨毯はグーチャン・クルドなどと呼ばれる
ホラサーン地方のクルド族のトルクメン柄の絨毯。
そのヴィンテージピースなのですが、パイルは殆ど擦切れてキリムみたいに。
で、何故こちらが真逆かというと…
そう、絨毯ではなく床が真逆かなと…
前出は床も柱も梁も有機的な木。
それに対してこちらは無機的にモルタル仕上げ。
(世間ではセメントなんていうかな?)
玄関を入ってモルタル。
そして靴を脱いで上がってもモルタル。
結局、有機的でも無機的でも、どちらも最高なティーズの絨毯って感じです。
自画自賛!
次の事例は…
ビジャーのオールドで9㎡。
近作のものとは違って、ビジャーがビジャーらしかった?頃のものです。
イランを出す時にシャーリングをしてもらっているのですが、まだ重い。本当に重い。
左側に写っている素敵な石積みの壁に吹き抜けで高さのあるリビング天井。
3メートル以上はあろうかというたっぷりとしたソファ。
このビジャーは自分が納まるべきところに自らの意思で行ったような
後から思えば、ある意味で必然とも思える納品でした。
あっ!商売的には一番重要な事が…
絨毯入荷しています。
あんなんもこんなんもそんなんもいっぱい。
是非、見に来て下さいっ!
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