また「入荷しています」
また「入荷しています」のブログ記事です。
「入荷と入荷の間にブログにアップするネタはないんかいっ!」
って、口の悪いお客さまに言われました…すみません。
ネタはいっぱいあるんですが、サボりました。
さっ、気を取り直して(自分で言うんかいっ!)…
今回の仕入れはかなりの枚数になるのですが、その内容は凄く充実しています。
この時代に、これだけのクオリティで、こんなにレアなものが手に入るのかい?と言う感じ。
まずは…これ
当然、革命前の制作。それも50年代くらいかな…いやもっと前かもなタブリーズ。
これは布に包まれたまま保管されてあった物。コンディションは最高の最高。
意匠も細かく観察すると、とても面白いのですが、ここでアップ画像を載せてしまうには勿体無い。
是非とも現物をご覧になって下さいね。
こんなご時世にはパラダイスなケルマン。
ゴールドっぽいオレンジ色のフィールドがお部屋に幸福感を充満させると思う。
これも近作ではありません。
ローカルな絨毯たち…
美しく枯れたもの、大事に保管されていたもの、様々。
経年変化が美しい。
これを最近は経年美化と言うらしい。でも、経年劣化した絨毯を経年美化と言ってる人も多い。
経年美化した絨毯を見た事がないから、仕方ないのかもですね。
そう言えば、この仕入れの前にスポットで入ってきたヤズドのアンティーク。
これぞ経年美化。
透明感のある発色が、経年で一層と深みを増しています。
こんな絨毯を軒の深い日中でも薄暗い座敷に敷いて、書院の障子から差し込む西日に照らされた様を眺めたら気絶するに違いない、って谷崎潤一郎的な気分に浸れそうな一枚。
また?
ジョーシャガンデザイン?
好きですねぇ。使いやすいパルデサイズで6laクラス。
これもナイン産6laでザロニムサイズ。個性的なグリーン。
でも、ここまで来ると変態。
ジョーシャガンデザインを捻って、捻り過ぎて、目が回りそうなイスファハン産。
厚手の靴下を履いていても、踏むとコルクウールである事がわかるほどハイクオリティなビンテージピース。
一般的にこの手のデザインは正確さが肝になるのですが、結構辻褄が合わないものが殆どだったりします。
でも、この絨毯はホントに正確。ビックリします。
真上からのショットもどうぞ。
まっ、この絨毯は好き嫌いがはっきり分かれるかもですね。
私は好きですけど…
タブリーズのマヒ、オールオーバー6㎡とドザールも入荷。
どちらも久しぶりです。
早々に商談中となってしまいましたが、マシャドの相当古いもの。未使用ペアで見つかりました。
サイン部分、裏からのショットですみません。
他にも素敵な絨毯がいっぱいなんですが、紹介しきれません。
是非ともご来店下さいませ。
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