あけましておめでとうございました
今日はもう1月9日、あけましておめでとうございました、ですよね。
ご挨拶が遅くなりましたが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。
店は5日からオープンしています。
早速ご来店いただいた方、どうもありがとうございました。
まだご来店いただいてない方、どうぞお越しをお待ちしております。
さて、トップ画像はイスファハンのガリチェサイズ。
結構、今年の干支のウサギさんが入っているでしょ。
で、全体像はこんな感じ↓
お〜イイですね〜イイですね〜(自画自賛)
もちろん革命前の製作で、コルクウールのしっとり柔らかなパイルが魅力的な1枚。
デザイン良し、配色も良し。
サインはないですが、恐らくアクバロフ工房初期のものと思われます。
アクバロフさんは名前からわかるようにロシア系の方で、何となく配色のセンスがペルシャ系の人っぽくない雰囲気がありますね。
ちなみにアクバロフの「〜ロフ」は「〜の子孫」みたいな意味。
イランでの「〜ザーデ」と同じ感じ。
ラシティーの子孫だからラシティザーデ、みたいな。。。いらなかったですかね?お正月からこんな余談。
そして、当店の年賀状のデザインに使ったのはウサギさんとは関係ないアンティークのバクティアリの絨毯でした。
この絨毯のモティーフである糸杉はペルシャ文化にとっては重要な意味を持ち、樹高も高く天に向かってまっすぐ育つことから、力強さと永続性を持った英雄を象徴し、命の木とされます。
ゾロアスター教においても、ゾロアスターが神のメッセージを届けるのに天からやって来た時、彼の手には火・聖典(アヴェスター)・糸杉、があったとも言われており、糸杉は人々から崇拝される対象でもあります。
コロナ禍の終息と皆様にとっても糸杉のように力強く永続性を感じ取れる2023年でありますように。
この絨毯自体に関しては書きたいことがあり過ぎるので、また別の機会に…
それと初入荷は1月末頃を予定しています。
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