気づかずに…
2011.08.18
#ペルシャ絨毯
この絨毯が手元に来て1年半…。
「ナイン・ツデシュク」とか「トゥーデシュク」とか「ツデシク」とか…
ナインの絨毯づくりが始まったのは1920年頃と言われます。
その初期から1940年頃まで、「ツデシュク」(ナインとイスファハンの中間の村)で良質のナインが制作されました。
しかし、その生産期間の短さ故になかなか良い出物のない「ツデシュク」。私もコンディションやコスト面で納得がゆくものがなく、なかなか巡り会えませんでした。
そんなところ、ドイツからイランに里帰りしたものを手に入れる事が出来たのが1年半前。その後、あまり売る気ももたずアンティーク絨毯ブースに展示していたところ…。
うちの顧客の方が、
顧客さま…「白鶴美術館のツデシュクとボーダー以外、同じデザインですね。」
ワタシ…「ん・ん?そうなんですか…そうですかぁ?」
ペルシャ絨毯によくある同デザインで配色違い。
いくらボーダーのデザインは違うと言ってもねぇ。プロなのにねぇ。
あ~頼りない、持ち主気づかずに1年半…!
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