とっても久しぶりの更新ですが…　絨毯、入荷しています。

↑ まずは個性的なものからどうぞ。

左：シラーズのヘイダリアン工房　テヘランの個人宅から25年前に買ってそのままだったものを入手。左右の脇下に「ロスタム」「ザール」と織り込まれていますね。ペルシャの伝説的な英雄です。　147x111cm

右：サルーク・オールド　これもテヘランの個人宅に保管されていたものを入手。宝物にライオン顔、シャー顔となかなかの個性派。殆どハクション大魔王の壺って感じですね。　152x103cm

全部で80点ほどの入荷でした。

↓ インスタにアップしてみたものはこちら。

タブリーズのアンティーク。

下部には文字が織り込まれていますが、アルメニア語っぽいので読めません。

誰か教えてくれませんか？

次はクム ウール 。

普通にクム ウールのオールドとして入荷してきましたが…

このサブボーダーやエッジのゴールドっぽい色、ラシティザーデやん。と思って隠しサインが織り込まれている部分を確認すると…

ハイ、ありました〜

シルク製はメジャーなんですが、ウールで制作したものは比較すると超レア。なので、逆に見過ごされたんでしょうね。

そのメジャーなシルク（といっても今はとてもレアです）とのツーショット。

ラシティザーデさんの解説 ↓

パーレビ国王の御用達でした。

次はカズヴィン産10㎡、1940年代の制作と思われます。

この色合いをデジタル画像で現す事は不可能ですが、どうぞ雰囲気だけでも。。。

美しすぎて、これをおかずに白ご飯３杯は食べる自信あり（笑）

↓ あとはインスタにアップしようと思ってるシャハレババクとかシャハルババクという産地の絨毯。

おそらく100年経過してるだろうな、な絨毯です。

パイル面はとても綺麗でコンディションも極上、画像では古く見えないですよね。

この絨毯はベイルートからコロナ禍と治安悪化でイランへ戻ってきたイラン人の方が持ち込んできた３点の中の１点。

他２点はマシャド産とイスファハン産のアンティーク。かつて中東のパリって呼ばれたベイルートっぽいセレクトでした。

そのマシャドの絨毯のサイン部分もチラ見せしておきましょう。

サーベル工房でマネージャーをしていたナデルさんの銘が織り込まれています。

他にもストーリーのある絨毯たちがいっぱいですが、ご紹介はまたの機会に…

おまけ画像↓ 記録で撮った写真詰め合わせ。

まだ他にも、こんなのや…↓

こんなのや…↓

どんなのや…あんなのや…そんなのや…