イギリスの旅客機、４発プロペラ機ブリストルType175ブリタニア

1961年3月２日、約60年前のメヘラバード国際空港に到着した一機のBritish Overseas Airways Corporation（英国海外航空会社）から降り立ったのは…

キャプチャー画像でわかりにくいでしょうけど…

わかります？

そう、エリザベス女王とエディンバラ公。

1959年パーレビー国王が国賓として英外務省から招かれた事を受け、1961年３月エリザベス女王がヨーロッパ君主として史上初めてイランを答礼訪問した時のもの。

イスファハン、イスファハン、イスファハン…の連続！

パーレビ国王とファラ王妃もイスファハンの上を歩く。

私の目に狂いがなかったら、これらは1940中頃〜50年代に制作されたイスファハン産。

パーレビ国王の援助を受け、産地としてのパーレビーブーム真っ最中って感じが伝わって来ます。

当店にも前回のブログ記事にアップしたように、当時ものがズラリ。

もちろんこの2枚も↓ この頃のもの。

このエリザベス女王、訪イランの様子はyoutubeにアップされてますので、ぜひ見て下さい。

↓クリック

https://m.youtube.com/watch?v=sHJFMM-zjho&pp=ygUORXJpemFiZXRoIGlyYW4%3D

そして、実はこの中で私の妄想をかき立てたシーンがこちら。

1955年型　キャデラックsixty-two コンバーチブル。

これが目の前を通り過ぎて行きますよ〜

ん、ん、ん？女王の頭の後ろを見て！幌がたたまれて…

幌がたたまれ？…あれ？これは絨毯？

間違いない、絨毯です。

それもイスファハン。

そして当たり前ですが、当時のもの。

このyoutubeを沢山の人が見てるはずですが、流石にここまでは見てへんやろっ、て正直思いました。

そして、これを見つけた時に、サイズも含め、時代的にも産地的にもマッチしたものを過去に納品したことがあるのを思い出し…

↑ イスファハン産オールオーバーデザインでガリチェサイズ、1960年頃のもの。

これをお求め頂いたTさん、見てますか〜？

で、ひょっとしたらこんな風に幌に仕立てたんじゃね？なんて妄想が…

この絨毯を画像加工して、クルマにはめ込んでみました。結構リアルでしょ。

「どんだけ最近ヒマなのよっ！」ってツッコミ入れて下さいね。